ゼノアG260PUM周りの解説 2009年10月から書き始めました
お買い上げの時に付いているゼノアG260PUMのオーナーズマニアル(英語版の解説書)がない人は |
ソースコイル(赤いコイル)のギャプは0.3ミリから0.4ミリの指示ですが、私は0.4ミリで全て合わします。 すき間ゲージは画像のようなものを2枚あわせて作りました。 フライホイールにはマグネットが埋め込まれていますので 金属のでは使いにくいです。 電気エネルギー的にはすき間が小さい方が大きいのですが、 0.4ミリでまったく問題は有りません。 すき間が小さいと、レッドコイルの金属部分とフライホイールが接触してこすれることがよくあります。 高回転で回っているフランクシャフトはしなっています。 クランクシャフトの偏心は2/100ミリ以下の合わせますが、(理想は1/100ミリ以下) エンジンを組上げた時にのフライホイールの外周で5/100ミリ以下はOKを出しています。 この辺は、クランク軸ベアリングよりかなり離れた位置であることと、 クランクケース及びフライホイルール側の公差の問題もあるので、 なかなか希望の値にはたどり着けません。 10台組んだら2台ぐらいはこの辺で測っても2/100ミリ以下のが出来ますが… 2サイクルのエンジンのポートタイミング測定は上支点を探す必要は有りません たとえばEXポートの場合プラグ穴から光を入れ排気口から光が覗いた位置に 画像のようにシリンダーにM4ネジでハンダ線をつけ分度器のゼロにあわせ回転させます EXが閉じるまでの度数を測定します。 え〜と、そこで重要なのは光の見え方で測定値も変りますので、 どのポイントを基点にするか訓練して自分で決めることです。毎回気分で見方を変えてはいけません。 それと、格ポートタイミングの数値はよく議論されますが、 ポートのデザインについては一切議論はありませんが重要です。 世の中の掟と違う、間違った論理でポート加工しているチューニング屋がいますのでご注意下さい。 画像のようにピストンストッパーを使いクランクシャフトを固定し、作業始めます。 間違ってもクランク軸の前と後ろを持って、緩めたりしないことです。 コンコンとハンマーで叩けばクランクはツイストし偏心します。 ワイヤージョイント、フライホイールを脱着する時はご注意下さい。 |
*キャブレター関係*(以前の質問ページより抜粋) 質問>ダイヤフラムキャブは性能劣化しますか?< う〜 かなり古い10年以上も使わんと若干硬くなっていますが、 キャブ不調の原因は、ゴミ、使わない間に使用してるオイルが小さな穴に付着? ダイヤフラム交換して良くなたことは意外と少ない、他の原因が多い。 現場で急いでる場合は、ニードルのネジ外しWD-40なんかでプシューと穴へ、オイル、ゴミ除去、 くれぐれも高い圧力のエアーで掃除しないで、するなら低圧 予備のキャブないと、エンジン不調の原因は、どちらにあるか判らない。 私はキャブ自体の性能劣化を感じたことない。 たまにはロアーカバー外してストレナーについてるゴミを確認、ケッコウたまってる場合あるよ。 ここにカナダのマーク君たちのページに画像付き解説有る。 本当に調子の悪いのはオーバーホールしても成功率は50%ぐらい、 また生まれた時から微妙に悪いやつもおる。癖の悪いのは更正してもよくならん。 キャブインシュレーターの変形、ゼノア悪いところで、 材質、ボルト穴の構造などに問題あり、何度も脱着する方は要チェク 米国ではアルミ製の丈夫なのを販売してる、私は旧タイプのG230のを流用。 G260も何度かはサンドペパーで平らにできるが構造上、再使用には限界がある 質問>ガソリンはハイオクとレギュラーどいらが?。< |
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ご自分でエンジン分解整備する場合ヒントになればと思い書いてみました 下記の画像のような工具を持っていないと、ある程度正しく整備できません 工夫次第ではご自分で作ることができます また機械工作が出来るご友人に頼んで作ってもらってください |
続きは 次回更新時までお待ち下さい |