ハスクバーナー・ゼノアの新設計のエンジンが今年デビューしました。
およそ、2年前から構想と計画は聞いていましたが、やっとお披露目になりました。
まずは空冷のR/Cカー用のエンジンが販売され。2014年7月1日よりG320PUMB.Brecingから発売いたします。

試作機G320PUMの走行テストは米国カルフォルニアで私の知り合いがしており、
彼は『確かに力は有るが・・・・』クランクシャフトの大端ベアリングの熱の問題et,など今年4月のエルパソのレースで聞いていました。
昨年、ゼノア工場でお会いしたエンジニアさんに今月、電話して聞いて確認したところ
『再度吟味し問題ないよう』製品を作ってるとのことでした。

どちらにしろホビー用エンジンの新しいのが出るのは興味あることで、
内部構造の画像、耐久テスト、チューニングの様子など半年から1年けてレポートしたいと思いこのサイトを立ち上げました。
まずはゼノアのG320RCのプロモーションビデオG320PUMでゼノアの気合の入れ方が想像できます。 
2014年6月20日 ひろゆき by "H"


7月28日 July 28
一つのエンジンではクランクの大端部が変色していました。ガタはまだ出ていませんのでテストランしたがいまいちなので交換した。
燃焼消費は2L未満で、混合比は13:1のままでこんな感じになりました。圧縮比の変更はしていませんので・・・
キャブブロックも意外と弱い感じでした。止めボルトがネジロックしても緩んでいた。
リコイルスターターのスプリングがプリーに接触しそうなので少しだけカットしてシリコンチューブを小さく切り頭が飛び出ないように対策した。
シリンダー外すのにウォーターニップルが邪魔でその都度ウォータージャケット外すのもなんだしM3のネジがバカになりやすいので
今後のことも考え、思い切って画像のように改造した。早速必要と思われる部品も追加補充した。
このエンジンは発熱量が多いので排気口のフランジO-リングの傷みが早いです。ウォーターラインの水量も多くしないといけません。

ピストンリングの挿入がこのシリンダーは、困難なので画像のように縁取り加工した。
私の場合、フライホイール取り付けは、先にこのような道具を作りスパナで本締めしてから、いったんナットを外し付属のプールーなど付けると
フライホイール外れ防止になるのではと思いこのようにしています。 参考までに
最後のテストランではアクシデントが有りワイヤーが切れ、ギュ〜ンで回転数20900でした。連載は本業とイベント準備で少しお休みします。


7月16日July 16.2014
先日、テスト走行したノーマルエンジンの排気、吸気タイミングを大幅に増やしてみましたが、想像通りで後半は伸び出しましたが
15000rpm(黄色い線と比較)までのトルク減少しています。やはり常識なタイミングでよさそうです。
どちらをとるか貴方の好みですね。このテストエンジンは排気と吸気タイミングだけ触ってあとはノーマルです。
あとは掃気関係ですが、いろいろと考えていますが現在まで良いアイデアが有りません。

ピストンリングの合わせ口位置で、どうしても排気ポートの弦長幅が制限されているので、狙いどうりできない。
ピストンの設計変更して出力軸側の2つの掃気ポート間の柱にリング合わせ口を移動』してほしいと思います。
あの位置じゃ組み立ての作業性も悪い感じです。『リングをシリンダーに入れにくいよ!!』
変更に伴い、位置精度を高めるためリング合わせ口のデザインも変更して遊びのクリアランスを少なくししないといけない。

それと大変なことに今日気づきました、昨日までのノーマルエンジンのキャブ調整のニードル位置が『HとLが反対』でした。なんでか不明で・・・
ですから前回のレポートのノーマルエンジンの報告は『まったく正しくない』ので、お詫びと訂正させていただきます。
もっとパワーが出ていた可能性が有ります。


7月15日 July 15
本日はダイノテストしました。
モニター画面の早めに降下しているグラフがノーマルで、少し手を加えたら後半の伸びと馬力も出ています。
normal eng:5.3hp first stage tune:6.4hpぐらいでした。
ノーマルエンジンは走行4タンク後の点検では傷とか一切入っていなかった。
mixing ratio 13~14:1 oil:Klotz KL100 Super Techniplate
参考までにBBチューン G300PUMでは6.75~7.2phで大体7馬力付近です。
ただしfirst stageですでに力強さを感じ取ることはできていました。セカンドステージで7馬力超えたいがどうでしょうか?
動画サイトYoutube: normal eng at Dyno, first stage tune at Dyno Wath up"H" at Dyno
プラグコードが少し長いのでカットしました。


7月12.13日 July 12.13 test run for G320PUM on INSANE Mono & CAT
normal エンジンでは予想通り、後半からの伸びが全然ありませんので、少しチューンすると良く走るようになります。
動画サイトのYoutube:normal eng on CAT first stage tuneup on Mono(white) normal eng vs tune-1
normal eng:14500~15300rpm first stage tune 17200~18200rpmでした。G320PUM Vs G260PUM


7月6日 July 07
本日は九州は雨でG320PUMの走行テスト中止となりました。
第1段モデッフィトタイプG320PUM(H-1)の製作も本日済みました。これもオカモト艇に搭載してテストします。時間が有れば。
EX-183,IN-153,Tr-non,です。各ポートの面取りも実施。ピストンは駄肉があまりないので0.3グラムしか軽量できませんでした。
わずかなデザインの変更だけで時間がかかりません。
ただ排気ポートの吹き出し角だがほぼ水平で、ココは一般的には15〜20度ぐらい下の方向ですよね?問題がないといいけど。

あとピストンリング排気口の飛び出しチェックの道具も試しに作りました。う〜n スム〜ズでOKとりあえずは。
クランク偏芯修正はピンが大きい分、ちょっと慣れないと。お気づきでしょうけど大端ベアリングにモリブデンが・・・工場の方で
散布されていますがこんなの役に立つのかな?混合気ですぐに吹き飛ばされそう。


2014年7月3日July 03 いろいろと試行錯誤の妄想中です。さてどうしょうか?ベースガスケットはメタルガスケットでした。
貴方だったらどうします。 ノーマルエンジンの走行テストは週末にできそうな感じです。


カタログからわかるようにエンジンマウント取り付けの為の穴の位置が少しだけ大きくなっています。
とりあえず現在のところ米国のBHhanson社製のマウントを使用することにしています。アルミの質感等いい感じですので
これを使いテスト走行します。 @7,980円 スロットルリンケージ付き
スロットルレバーはスロットルシャフト径が3/16インチ(4.76ミリ)と4ミリ用が有ります。


2014/7/01July 01
私の測定ではポートタイミング normal port timingEX-172, IN-150, Tr2-127, Tr1-121付近と思われます。
Bore X Stroke 38X28mm 31.8cc, lgnition BTDC30/7000rpm, Walbro WT 13.5mm, Spark Plug NGK- CMR7H,

画像のとおり各ポートに以前のシリーズではされていたマシーンでの面取りあとが有りません。大丈夫なのでしょうか?
Piston-30.5g、で触った感じでは駄肉はあまりなく良いデザインでまとめています。ただしピストンリングの合わせ口が
Tr1とEXポートの中間地点ですのでEXポートの弦長幅の拡大は余裕が有りません。
Tr1とTr2の間の柱にリング合わせ口の位置を決めてほしかった。

シリンダーベースガスケットGasket,Base新品の厚み0.48ミリ→組み立て締め付け後は0.4ミリになっています。
スキッシュ0.66mになってた。

良くなった所と、これはどうも?といろいろですが、
詳細は書く気力が今はない!!! 近いうちにオカモトさんがインセーンモノに載せて走行テストします。
とても忙しいのでスミマセン、まずは画像のみでご勘弁下さい ひろゆき

スペアーパーツ Parts