第6話

副題:う〜足が

第6話 別れと第二次世界大戦【9月17日月曜日】

いつもと違い、今日はレースがないので
ナチュラルに8時過ぎまで3人とも寝ていました。
スヤスヤ
ゴソゴソと起き出し私は全部の荷物車に積み込む準備始めました
梱包はまだ完全には出来ていませんが、今日はホテルを出る日です。
なかなかうまく片付けられませんが忘れ物ない様にしないと ヤバイ
トニィーとオフィイスで簡単な朝食とコーヒーをそれから外に出て一服 スパ〜
彼は、2つか3つ離れた州から来ています多分5〜6時間ぐらいで帰れる?
Jeffをデートン空港に送ってから帰郷します。
デートン市内には空軍の博物館が在り昼間はココで観光する予定
ここは無料で入館で来ます
そこで
一人じゃ寂しいので、もしもし トニィーに お前行った事あるの?
ない、 じゃ〜一緒に見学するか? OK よかった一緒に行こうね。

私は空港そばのモーテル6でもう1泊します
出発便は朝6時の早朝でので、日程に余裕がないと危険です
それに、パーツの洗浄などに十分な時間をに取らないと、帰りの飛行機に載れません。

もうそろそろ、出発の時が来ました。
Jeffは昼過1時ごろの飛行機でロサンジェルスに帰りますので
空港まで1時間ちょっとかかります、だから10時過ぎにはココを出ないと
部屋に忘れ物ないか調べ、階段の下で最後の別れを惜しみます
なんか、【同じ釜の飯食う】と言いますか、、凄く深い友達みたいな気分です
トニィーはハーマーH2とかゆうカッコイイ4輪駆動車できています
H2のエンブレムと一緒に写真とったり、へんな装備について聞いたり
最後の別れの時間を味わっています すこしジィン〜nときますが
突然トニィーが空を指差し
スカイ
地面指差し
グランド
私にジョ〜クで英語を教えようとします
もうすこし英語が出来たいたらもっと色々と判りあえたと 
お互い不満を...感じています  しょうがありません。

そうこうしてる内に、私はセレナからデートン市内に行くルートをチェクしていると
高速道路を通らず、のんびり田舎道を観光がてら走りたくなりました。
トニィーに
ごめんごめん 
俺違う道で行くからここでみんなとお別れするよ!
彼にしてみれば博物館でHと2〜3時間ばかり遊べると思ってたので
なんで? さっき一緒に見学しようと言ってたんじゃ〜
すこし、悲しそうな顔しましたが 許してくれました。
本当にココで最後の別れです、お互いハグハグして2人と別れました
多分来年まで会えないと思うと・・・・(⌒0⌒)/~さいなら

一様オフィイスでルートの確認を
何で高速道路を通らないと? 聞かれますが
田舎道を通り景色を楽しみたいと言いましたが、あまり理解してもらえませんでした

さ〜コチラも気合入れて車の運転 ブ〜ォn
田舎道のルート番号を探し オンザウエイー キョロキョロ
感傷に浸る余裕は有りません、間違いないか方角など心配しなければいけませんので
う〜 やっぱり 高速より コチラ!正解 いい感じの田園風景が続きます
やっぱりアメリカ 良いな〜  広々としています
目的の半分ぐらいの距離を走ったころでしょうか
別れ道で、方向が判らないようになりました

⇔ うん〜 どうしょう? (´ε`)

遠回りはいやだし、高速道路の方向を選び走ると
なんだ〜高速道路に出ました、戻るのもいやなので
結局、高速道路に入りデートンを目指し始めました
こんなことじゃ〜 トニィーと一緒に博物館行けばよかったと
反省!!
今から飛ばしても空港でJeffを降ろして別れている頃だし
もう遅い 

デートン市内に入り目的のインターチェンジで降り一路モーテル6を探します
ミッケ! ココから空港まで30分の距離です
オフィスで予約がちゃんと入ってるか確認、 入ってました
あの〜 空軍博物館の道わかる?と地図見せながら聞き、
だいたいの道順は事前に調べていた通りで安心。
昼過ぎの1時半ごろだったので、またもや、う〜n 腹へった! 

車を博物館の方へ走らせているとチャイニーズレストランを通過しました
おッ ココにしよう U−ターンできる場所探し、レストランへ
アメリカに来て始めて、アジアの食事が出来ます。 (*゚ω゚)ノ ヤッターッ!
バッフェスタイル(つまり食べ放題)なんで、何を食べたかよく覚えていませんが
焼き飯、ヌードル系、酢豚、エビチリ、白身魚の...etc、最後にデザートのアイスクリーム
悩むのがこんな場合のチップは要るのか? ある程度セルフだし...
辺りを見て判断しました
置く人と、置かない人がいます 置く人は一人当たり1ドルぐらい
料金は7.5ドルぐらいですから、計算上こんなもんか
ウエートレスは中国人風のアメリカ人の女性、年のころは40歳ぐらい
いい感じでサービスしてくれましたので、テーブルにチップに1ドル置き出ました。
合意できたらアメリカの愛人シリーズに加えたいぐらい 時間が有りません
しかしそれと正反対にレジのお姉ちゃんは超愛想悪いヤング、プンプンしとる
おいHをめとるんか? ようクビにならん? 経営者の娘かもとか思いながら
外に出てタバコを一服 プカ〜 食事の後はうまい

途中1ヶ所だけルート間違えましたが、すんなり無事到着
う〜 すこし疲れました 駐車場から入り博物館口までかなり遠い 広すぎアメリカ
本当に行くの止めようか、と一瞬思いましたが気を取り直し Go
中に入りました
お〜 凄い これが無料で見られるとは さすが大国
ボートをやっていますが、空モノ(飛行機)も好きなので大変参考になる
初期のエンジンとか特に、何しろライト兄弟の生まれ育ったところですデートンは
たぶん沢山のテストパイロットの犠牲の上で航空機の発達が有ったと推測されます
すごいです歴史を見ると

ジャップ! 
なに〜 
声のほう見ると案内役の老人(アメリカ人)が英語で第二次大戦のコーナーのところで発していました
そこらへんは広島、長崎投下の原爆などの展示もあるところでした
きっと彼は出兵してたんでしょう、でもあまり怒る気しませんでした
この博物館で日本軍パイロットをたたえる展示もあり、懐の深さも感じていましたので
それに日本人は私一人ぐらいでしたから

3時間ぐらい見学
う〜 あっ足が 痛い もう歩けんバイ 
外の古い飛行機のベンチで靴を脱ぎ 足を空気に当ててごろ〜n
気持ちいい〜 すこし目をつぶり昼寝

そろそろモーテルへ帰ろう!
また1一箇所道を間違え、夕方到着、チェックインの手続きを済まし
カギを受け取り部屋へ移動、二階建てですから2階の部屋に当たれば苦労倍増
ラッキー! 
1階の部屋でした、早速全ての荷物を部屋へ 
よっこらしょ
ツーベットルームです、寝ない方にスーツケース広げ荷物の整理
又ばらばらです うまく整理がまだついていませんから
う〜n 
まだエンジンからガソリンの匂いがします、これはいけません
部屋の外でWD-40を使い内部を洗浄、プルプルとスターター引き何度も何度も
ついでにキャブも、もう一度 シュ〜
コンクリートの周りは一面オイルだらけ、通行人も通ります
ハィ〜 とか挨拶しながら ごまかしながら...
外でエンジン、キャブの干し物です

よく点検すると燃料バックもすこし匂います
最後の手段、ハンドスプレーでバック内部に洗剤ぶち込みます
クチャクチャともみ洗い、何度かすすぎ繰り返すと完全に匂いは取れました
きっとアメリカのR/Cボートの人が見てたら?????
なんで?又買えばいいじゃん くらいにしか考えんから
もったいないとか、判らんやろう。 でも私だけかもしれませんけど
そうこうしてると
腹へった〜! もう夜の9時前 
いかん 店が閉まるとやばいバイ
歩いていける距離ですが夜間は車で移動の方が安全なので車で Go
斜め向こうの並びに在るスパーに夜食買いに出かけました
適当なサンドと飲料水 
あっ!お土産まで買っていない 家族用、しまった!
う〜荷物は多いし、まっアメリカのお菓子でガマンしてもらうてことで
クッキー購入 安くて旨いそれに重量軽いので

夜食をムシャムシャ食べ最後の詰め込みに集中、集中、
要らないものはポイ ポイ、大事なものは小分けして後で判るように、テープ ビュ〜n
ふ〜 終わった ふらふらです
シャワー浴びベットにもぐり込んだのは、夜12時ごろでした
だれだ、今頃シャワー浴びてるのは? と隣から言われそうでしたがこの際無視します
ジャ〜 ジャ〜 ゴリゴシ キュルル
明日帰国の便に乗れないと最悪ですので、モーニングコールを4時半にセットし
ちゃんと起きれること願いながら...。スヤスヤ

次回は最終編ですね 6/26