第二話10/29(木曜日) オープンウォーター(つまりテスト走行できる日)

6時に起きましたが途中1度も起きることは有りませんでした。
いい感じの目覚めです。『モニ〜グ』
味噌汁つきの朝食を一緒にとり、7時半ごろ家を出ました
会場近くのシェブロンのガススタンドで2ガロン(約7.56リッター)燃料を購入して
会場に到着、Jeef達も到着しており再会を喜びハグハグ
ボートと道具など指示されたテーブルに置いていると
Jeffが『お前の隣は日本人が来るからな』と
それから彼はグッガイとも付け加えた。

え〜誰だろう日本から?
1台の青いワゴン車がやってきて顔が東洋系の人が降りてきて
ボートと道具を下ろし始めた
手馴れた手つきでスポーツハイドロとサンダーボートをテーブルの上に置いた

私は4艇分のセットアップをしていますのでゆゅくりと彼と話している時間がありません。
彼も私も本日中にしなければいけない事がありますので
お互い黙々と作業しています。
彼は私に『この折りたたみ椅子使えば』と広げて置いてくれた。うっ ありがたい。

Jeffにモノ艇の船底が壊れているのを見せ、修理するための『パテみたいの貸してよ』
『ボンド〜』とか言った名称で道具一式貸してくれたが、
硬化剤の配分などすぐ理解できるわけでもないのに、自分でやれと冷たくされた。
して欲しかった。
シクシク

後ろに陣取っていたステーブが私の作業量の多さに可哀想と感じたのか
壊れた船艇部分の修理作業をし始めてくれた。良かった ヨカッタ
『どうこれで〜?』と見せてくれたがさすがアメリカ人大雑把です、ヤスリを借り最後は自分で修正しました。

次はプロポのチャックに移ります
スポーツハイドロにバッテリー差込み
スイッチON
バッテリーチェッカーの
ランプが点灯しませ え!
そんなバカな今まで使ってたはずなのに、コネクターにWD-40をスプレーしても一向に改善しません
バッテリーをゆすったりすると点灯します。どうやら根元の配線が断線しかかっとる。
このバッテリーは使用禁止にしました。
でもある意味ラッキーでした、
走行中に不良になっていたらボートは暴走して池の固い壁に激突していた可能性が大いに有りますので。

それからエントリー確認の受付を済ませ、作業しているとお昼ごろ明日のラウンド1の出走予定表が張り出されました。


☆ ガビ〜n 

なんと毎日9クラス通しで繰り返しやるやる!
つまり、サンダーボート艇から始まり、モノ艇、CAT艇、スポーツハイドロ艇、クラッカーボックス艇、
Xモノ艇、XCAT艇、リガー艇、それからXスポーツハイドロ艇と順々に
私は7種目エントリーしていますので、これにはスゴク困ったことです。
なぜなら、持ち込んだ受信機のバッテリーは4個で内一つが配線の不良が発見され、実質3個
チューンドパイプは3本しか…
『アイハヴェ、スリーバッテリー アンド スリーパイプ』と叫んだ
が側に居たブッチが出走予定表みてそれどれ〜『開いいているから大丈夫』と言った。
が、試合中に合計7回チューンドパイプの交換作業しなければいけません
試合中は精神的にとても耐えられません。

【パイプはモノ艇、とリガー艇で共有することに決めたがこれが後で残念な結果を引き起こす…もでした】

以前までは1日に3クラスしながら3日間レースする決まりでしたので十分余裕あったけど…
嘆いても仕方有りません、頑張って最後までやるしか

とりあえず受信用バッテリーだけ借りてラジオボックスのテーピング作業だけは省かねばいけない。
隣の日本人に英語で事情を言って『バッテリー貸して』と言ったところ、
私のバッテリーより容量の大きい1800mAのを貸してくれた。
このとき初めて彼は日本語は喋ってくれそうもない感じと受け止めた。なんでだろう?
昼過ぎの2時ごろ4艇ほとんどセットアップが完了して走行テストする番です。
まず、1年間エンジン付けた置きっぱなしのスパーツハイドロからです。

『ポロロ〜n ポロロ〜n』と指チョーク
スターターをおもむろに引きました
『バオ〜』となんと一発でかかりました。
これには驚き感激しました。お〜ゆうこときてくれてありがとう!

隣のリチャードに池に投げ入れてもらい走行始めました
新しいデザインのターフインも装着したので徐々スピード上げ様子を見ました、バッチリ合って問題なさそうです
この船は1年間操縦していませんがすんなりコントロールできました。速度も出ています。うれし〜

次はCATこれも問題なく走ります、ただイマイチ速度が遅いです。
でも早いセッテングにしたらたぶんひっくり返ると思うしこれくらいがちょうど良い
これも同じく操縦は1年のブランクがありますので走行練習を多めにしました

日本で走らせているモノ艇もOK、リガー艇もOK。なんだか今回は全てのクラスで入賞できそうな予感が、ワキワキした。
いつも日が暮れるまでセットアップに追われ”泣きべそ”かいていましたが、今年はちょうど良い時間で終わることができた。
『じゃ〜 シーユーツモロー』と言ってみんなと別れた

友達の家にもどり
シャワー浴びてから夕食をみんなで仲良くとりました
献立は『ピザハットのピザ&チキンウィング』と赤ワインで小宴会がいつもどうり始まり
『隣の日本人は日本語が話せない見たいとか』いろいろと話して夜も更け、たぶん11時半ごろから
爆睡モードに突入したと思われます。