私の失敗、その後の工夫
タイトルどおりでお役に立ちますか判りませんが、、、、


久しぶりにドライブワイヤーが切れました10年ぶりか不明なくらいなかったことですが、なんと!
試験中の大事なペラ1475と一緒です〜もうたまりません。
このワイヤーは3年ぐらい使っていましたが、エンジン側のワイヤージョイントの先3ミリぐらいのところこらよじれてい切れています。
早速最近ハマッテる実体顕微鏡で解析、
やはり…
中のほうのワイヤーに茶色く錆が見受けられます。ハンダのフラックス除去不十分だったのかもしれません。
今度は確実にする為、ハンダ処理後は「お湯でグラグラ煮ると完全に除ける」とKataokaさんから教えられたので
ごらんのようにボロの電気ポットでやりました。
それからハンダのやり方もごらんのように垂直にしてフラックスるを十分に塗り、
バーナーで優しくあぶりたっぷり内部までハンダ付けしました。
水平でやると余分なところまでハンダが走りそうで怖かった、だいたい先端20〜25ミリぐらいハンダ上げします。
清水君は銀ロウでやるとのことで、テクニックをお教えてくれたので再度試しましたがやはり私にはうまく行きません。
難しかった銀ロウの作業

それから今年5月31日山口県のレースで私のアウトリガー艇が、日本のショートコーナーと波に弱いのが判り
現場で先輩方よりお知恵拝借し、改良しました
日本風にスタフィンボックスをやってみては?とのコトで制作しましたがこれが大変でもう作りません無垢からけ削りましたので…
作り方まで知りませんでした。もっと簡単な方法があるとあとで言われました。ガックシ
最大の効果はターフインの形状の変化でした抜群の切れ味になりこれで日本のショートコーナも自信が待てました。
一般に売っている素材には15〜16度の角度で2段にして売っていますが私は先端をもう1段曲げて仕上げました、良い結果が出ました。踏ん張っていて
コーナーの出口もスピードがのっています。もちろんラダーの切れ角度の量も少なくなり先度プロポ側で調整怖いぐらい切れるようにないました。
それからエンジンルームの水の排出口と停止した時の弁を付けました。これも効果抜群で気に入っています。
弁の材質は燃料バックの端切れで瞬間接着剤で止め先端をテープ止め。テープだけでは排出されるオイルなんかで剥がれます。
明日は以前作っていた2本のリアースポンソンでテストします。2009年6月12日






スタートは良かったんですが…でも迫力ありますバトルですねOhtagakiさん(黄色)とKurodaさん(オレンジ)。

初心者のころ思い出しながら書いてみますね

最初に、購入した地球堂ミユーズ完成艇でのトラブル
今までヘリをやってていましたので常識がありませんでした。
ペラシャフトについてる白いスラストワッシャーにすき間(5ミリ)が?ドライブドックとペラ軸受けに有り?
これはいかん!と思い。すき間なくして走行させましたが、すぐにすき間が出来?また詰める、
その内もう詰めること出来なくなりました。ワイヤーが伸びきって。笑い

その辺のところ付属の説明書にも書いてありませんでしたが、
これは常識の範囲かボートでは?ワイヤーは負荷がかると長さが縮むこと、知らんやった
現在ではコレットタイプのドライブワイヤー使用の場合、モノ艇などワイヤーが短い場合は3/16インチ(4.76ミリ)のすき間を作ります
リガー艇なんかの長いワイヤーは1/4インチ(6.35ミリ)すき間をドライブドックト、スクリューブラケット間に確保。
今ではスラストワッシャーは不要にしています。

地区レースに出たこころの話

当然、一人で練習した池と違うのでバンバンひっくり返りました
後で知る水の違い。そんなこと知らんやった今まで。練習池は重い水質、でも季節でも変わりますよね

それからガソリン艇はグローと違い燃料タンクに空気取り入れ回路要りますよね
これをいい加減にやるとこのような結果になります

燃料タンクに空気取り入れ口より水が混じってること有りますエンジン不調になり、調べる為ガソリンを抜きました、
何か燃料系にゴミでも?
元の携帯用ガソリンタンクに入れ、それをレース中なんで、次のボートにも給油しました、次のボートも不調きたしました。
なんで〜だろ〜
レース終了後に、原因は水がガソリンに混じってたと判り ガックシ
現在は絶対入らん燃料バックを使用しています、これなら空気取り入れ口要らんバイ。
Hullの所に画像ありますので参考に


*自分でスタフインチューブ(ドライブワイヤーが通る真鍮パイプ)などセットし始めたころの話*

私は、神経質なまでに合わせるタイプで、何度でも気に入らなければやり直します。
しかしスタフインチューブの固定(樹脂などで固める)が終わり確認するとやっぱり?あれ!
エンジンセットし鏡などで確認するとワイヤーがチューブの中心よりずれている?
原因はスタフインチューブ固定作業で船体(Hull)を立てていました。地球の引力を忘れていた。
それからエンジンの付属品(キャブ、ヘッダーパイプ)を全部付けた状態で水平状態(ラバーマウントの影響も)で
固定し始めると全てパーフェクト!何度エンジン脱着してもワイヤーは中心を通ります。
冶具も作りました、画像添付します。
チューブの曲げ角度の過程も。あくまでも私の場合ですから、良い方法があればお知らせくだされば助かります
重心を考慮して適切な位置にエンジンマウントをセットした後に、
エンジン角度を何度か測定し、床に原寸大のHullとチューブの絵を描き、
ワイヤーを挿入したチューブを床に置き、
直線部分は最低5センチ確保し理想的なデザインにスタフインチューブを徐々に曲げます。
1/4インチと9/32インチパイプでこのような冶具も作れば
スタフインチューブ(5/16インチ)を固定する時、確実にワイヤーのセンター出せます。
 07.11/6

PS:エンジンマウント固定ボルト、ナットも仮止めじゃなく確実に締めて作業することが大事です、これでかなり精度は上がります。

*スクェアー(四角い)ドライブ方式採用し始めたころの話*

ワイヤー(1/4・Square Drive Cable )を適切な長さにカット後、
ペラシャフト繋ぎ手(Ferrule 1/4"これ発音できん)にハンダ付け作業がありますが
上手くしたつもりでも心ブレ有ります
これは許せません、立てたり横にしたり再度トライ、結果は同じそこでアルミのLアングルを画像のようにし、
再加熱しましたところ、これで満足できる精度にになりました
画像は撮影用にとりあえずの部材でやっています
Square Drive Cableではありませんよ、
第一こんな短いのは別の目的。
私の場合、ワイヤー作業は200W又は、300Wの半田ごてやります。
小さなのは100Wでキャブ、リンケージ関係に使用します。
もちろんガストーチ使う場合もあります。溶剤とハンダ(銀入り)は設備屋さんで購入。
後処理は水で洗い流しキレイにし,WD-40なんか散布します。
お湯でグツグツ煮るのがフラックス除去には有効とのコトを2009年春に知りました。

ps:刷毛などで溶剤を塗りますが着けすぎると余分なところの心までハンダが浸透し
ワイヤーが硬くなり(Ferruleの先端部より先)柔軟性が確保されず注意が必要です
余分なワイヤーで何度か練習してから本番の作業して下さい。
なおエンド部分は心までハンダを浸透さないとトラブルの元になります。


*IVバック(病院で使うやつ)と呼ばれてるのをガソリン燃料タンクに使用し始めてた頃のお話*
04〜05年にかけ米国の掲示板でデビューした従来の燃料タンクに代わる使いかた。
皆オークション(ebay)で購入してました

私も何点か(左)購入し試しましたが、1ヶ月ぐらいで硬くなり嫌になり使用あきらめていましたが
05年ラスベガスの大会でB,H,hanson
オリジナルでガソリン専用バック販売開始しました、彼は私にプレゼントと言ってホイと無料で2枚くれましたが、
硬くならん?と聞きましたら

『バカたれそんなモンわしは売らん』と言ったような?、

試合最終日には、2枚のバックが行方不明になり再度頂きました、ごめん
日本に帰って使用開始1ヶ月たってもぜんぜん硬くならん
、ガソリン専用にちゃんと材料吟味して作ったと判り以後これを使い続けています。

しかし、ある日突然エンジンストップ?
色々調べたが原因不明、もう一度走らすと調子よく走る これじゃ原因つかめません
最終結論:ある条件下では給油(吸い出す方)がストップ、リードバルブの動作と同じ
柔らか過ぎてることが災いしていました
そこで細い燃料チューブ挿入しテスト、内径が細くなった分の影響は有りませんでした
下記の画像のように最終的には加工しています。
細い燃料チューブにニッパーでカットし、穴を3〜4開けておくことでバック内の空気を排出する時、
に絶大な効果有る。(燃料ポンプの逆回転で)

米国ではでは硬い方が良いと左から2番目に画像のを使う人が大勢いますがどうなんでしょうか
?柔らかい方のデメリットを克服せんまま元に戻ったと思われる。
私は断然やわらかい方お勧め、
Hullの重心位置移動も右から2番目のようにセットすれば多少は可能です。真ん中がB,H販売


*日本のレース会場では騒音規制(87db以下)をパスしなければならない時の話*
おおよそ世界中で考えられるクワイエット(静か)パイプ購入テストしましたが
日本の基準パスするには相当厳しい、もちろん騒音測定しながらテスト
第一車が、近くを通るだけでもそのくらいの値、軽くオーバーしますので、
人間の感覚でうるさいと感じないようにすることが大事か?
米国は厳しくなっても92db以下
そこで画像の左にある構造のが米国の掲示板で紹介されたので、作ってみました。
最初はアルミ溶接なんか出来ないのでアルミパテで各パーツ付けました
テストは見事に排気熱でバラバラ う〜n 
最終的にはバックプレート付近のみアルミ溶接頼み、あとはJ-B WELDで接着して今の姿になりました
全部溶接で仕上げたいがパイプの肉厚薄いので頼めませんでした
、それとJ-B WELDの熱による接着強度低下をふさぐ為、適切な量の水を
マフラー部に噴射させました二次的効果で高音部の耳障りな音も減衰しましたが、測定値はおおむね同じでした。

カーボンはどうなんでしょうか耐熱?。
私の場合、冷却周りにトラブルあると熱でやっぱり接着面弱くなりそのうちガタが出て、ノイズ発生し距離が離れると
一瞬フエルセーフ働くようになり注意。 
愛知県にあるハットリマフラーさんあたりが制作手掛けてくれたらいいな〜と思います。誰かお願いして下さい

PS:追加マフラー部の為の性能低下は意外とないです、まったく同等のパフォーマンス。
たぶんB.H.hansonの2インチバンドパイプはテールパイプの内径が他に比べ若干太いため、
バックプレッシャーが抜けすぎる嫌いがあると思われます。
それとボートにフルカウル付けると、キャブの吸気音など防ぎ、かなり騒音低下しますよ。
マフラーだけでは日本の騒音基準をパスすることは無理でした


最近自分の燃料パックに穴が開き燃料漏れし交換しました
新しいやつは改善され
燃料チューブ部が中に6ミリほど余分に挿入した状態で制作され上記に書いています加工は不要です
燃料なくなるまで走らせ、テストしましたがまったく問題なく使えます え!穴が開いた
原因
ひっくり返った時に針金で固定していた燃料バックが外れた時に針金の先端部分に当たり小さな穴が開きました


これも失敗の一つですね、針金の先端処理、又は何かチューブなどで工夫しないと。2008.6/22


次回、更新まで