第5話

副題:祭りの後

第5話 レース最終日【9月16日日曜日】

本日も、夜明け近くに
Jeff以外みんな早く起き出しゴソゴソ
歯を磨きに洗面所へ、

なんと! 

ベットでは全裸でJeffが豚のようなお尻だし寝ていました
これは写真とらんといかん、パチパチ 凄かった ゴックリ
以前、オーランドのレース会場で連れションしていた時、
『ハウロングユアーデック?』と聞いたら『ミドル』とか言ってたけど...
深夜まで女を求め遊びすぎでこの醜態  すげ〜!

いつもの様に身支度、マイケルとジヨーは会場から直接フロリダに帰るので
バンバン片付け車に荷物を詰め込みます
私達はココにもう1泊しますので余裕です
簡単な朝食をいつものように食べ、会場へ
試合前に朝のミーティング、本日予定のレースはカット
昨日までに予定の分が消化されていませんので、その分だけやるとのこと
次回は4日間予定してやるとのこと

そんなぁ〜

昨日、本部の裏に参加者の得点表が張り出して有りますので
最終日に頑張れば何とかと思っていました
今回は手ぶらで帰国か?ふっと頭をよぎりました
私は、キャットの1試合だけになり ガックシ
マイケル達はバタバタとピットの撤収作業を始めました
だんだん私の周辺はあわただしくなり試合に集中できません
かなり遠くまで車を運転して来ていますので、
なるべく早く出発したい気持ちは分かるけど 
ココからフロリダのオーランドへ帰るのにたぶん北海道から九州ぐらいは走るのでは
まっ しょうがありません
私のテーブルだけは最後にしてくれました

レースも終わり本部では最終の集計作業、表彰の発表待つ間に
私もお片付けの準備、ドムがやってきて借りていたボートスタンド取りに来ました
握手して写真パチリ 米国のR/Cガスボート掲示板の大御所です彼は
そうこうしてる内、ACモデルのアンディー君がきて、気を付けて帰れよと
挨拶に来てくれました、私の自慢のリガー艇と一緒に パチリ
最後まで、彼にお悔や言えませんでした
昨年、美人で頭の切れる奥さんが亡くなっているの知っていましたが
10年ぐらい前に彼の家に訪問した時に合っていましたが...
英語ではうまく気持ち伝えること出来ませんので ここはあえて

多分、ちょうどお昼の12時ごろ
本部から表彰式始めるぞ〜 とアナウンス
本当は表彰の可能性ない人も集まり、健闘をみんなでたたえないといけませんが
私は、人一倍片づけが下手で、時間がかかりますので 
もくもくとお片づけの作業していましたが

いかん、そげんことじゃ スポーツマンシップに反する

もう少しで人間性失うところでした Hはつまらんバイ
ともう少しで言われるところでした
お〜 みんな輪になってパチパチやってる
名前は知りませんませんが、なじみの顔の方も入賞している 私も拍手でパチパチ
鬼軍曹のブッチザボートマンも入賞、私は写真をとります ヘイ〜ユ〜 パチリ
Jeffもジョーもかなりの楯もらっています
そのうち

ヒロュキ!フロムジャパン え!

オープンハイドロ(エンジン無制限)で4位に  パチパチ
ヒロュキ!フロムジャパン そんな〜
オープンモノで5位に  パチパチ
もう諦めていました入賞なんて、 感激です
後で気づいたんですが、多分同点の方もいたと思うのですが
本部の判断で遠くから来た方を優先して決めたと思います 配慮ありがたかった
手ぶらじゃ 可哀想 私
全員の表彰終わり、仲の良いフロリダチームとJeff(カルフォルニア)なぜか私と
記念写真
全員でオメxxxx〜!と叫び親指を人差し指と中指に入れニコニコしながら写ります
やっぱボートマンは少しクレ〜ジ〜ですね。。。

元のピットが有る場所に帰り片付け続行、もうすぐ皆とお別れが来ます
”H”と声、振り向くと写真を撮られました パチリ 
名前は知りませんが顔よく知ってる奴です、彼らももうすぐ会場を後にします

マイケルがトレーラー部に彼の4輪駆動のキャブトラックを連結をし
引きずりだします通路にバリバリと
まだ片付けの済んでいない隣のピットのテントを引っ掛けながら
何でそんなに急ぐの、だれか危篤なん〜ヵ  あほちゃうか
うまく通路に出ました マイケルとジョーは一緒の車で帰ります
シユーネクストタイム、テイクケアー、と挨拶し バイバイ

みんな早いよ〜  お片付け テキパキと
私はどうしても遅いです、バラさないといかんこともあるし、トロイです片付けは
Jeffのトレーラーに私のキャット(カタマラン)艇を預けました
日本ではレース種目有りませんからね1年間おさらば
エンジンも付けたまま、念のためWD-40をたっぷり内部にぶち込みました
みんなボクを置いて帰っていきます、Jeffのクルー達とも最後のお別れの挨拶
シユーネクツトタイム!

会場には、地元のクラブの方が片付けやってるだけになり
超さびしい〜 感じ、しょうがありませんけど...
片づけしていた地元の若い衆がアメリカ軍隊式にたたんだ日の丸持って来ました
よく映画で見るシーンのスタイルで
持って帰ってくれとのこと お〜u
ありがとうね !
『ところで 後で洗剤買いに行くのだが近くにウオールマーない?』
「池の向こうを指先あそこ」 え!どこどこ
何と見えています建物の一部が よかった近くにあって

ドイツ人ぽいアメリカ人が超高そうな一眼レフを持って私のボート写し始めました
もちろん了解とってから、選手じゃないし何でだろう?
自慢のリガー艇に興味有りパチパチ う〜n コピーされるかも..
内部もよく見えるように、すこし説明しながら
だいぶん片付いたところで、彼が日の丸と共に池をバックに写真取りたいとのこと
パチリ、 ついでに私のカメラで撮って下さいと頼み パチリ
アメリカの雑誌にでも載るんかな〜 それやったら 嬉しいけど 不明
職業とか趣味なんか聞いていません なぜなら
コチラは頭がピ〜マン状態、なかなか片づけが進みません 
それに疲れがじわじわ体に襲いかかってきています すこしフラフラの状態
バラして梱包 最後にゴミを捨てる頃には本当に最後の一人になってていました
自分のレンタカーに全ての荷物詰めこみ フニャフニャ

あ〜腹減った、昼飯まだだった これかっ!ふらつく原因は!

公園内の出口付近にある売店で安いホットドックと分けの判らない飲料水を購入
売店で働いてるのはアルバイトのお姉ちゃんは高校生風の女の子
でも声かける元気有りません、緊張感から開放され
もぐもぐしてるとブッチャーザボートマン達が売店にやってきます

彼の子分に車に行ってTシャツとってこいと命令
彼のオリジナルTシャツを私にプレゼントしてくれました、色は灰色です
そこでアンの顔は怖い感じがしますと 恐る恐る言いました
そうしたら、笑いながらTシャツの図柄のサタンンと同じと説明
どうやら彼は米国でも怖い顔と評判のようで 自分のトレードマークにしたようでした。
Tシャツ有難う、 でも本当はブルー系のポロシャツじゃないと似合いません私は。

カナダのマーク君達(モデルボートドットコム)が車で通過しようと
握手しながら一言二言、別れの言葉
おれらは、お前のフャンやとか言っていました うれしね〜
彼らは車で国境越えて参戦しにオハヨウ州に来てた模様でした

さ〜ウオールマート(全米にある安売りスパー)に Go!

ウオールマートからの出来事は第3話に書いていますので 省略

宿泊先に戻り、さ〜ぁボートの入浴です
湯船にすこしお湯はり洗剤をボート内部にスプレーしジャブジャブ
匂い クンクン よっしゃ〜 だいたい OK!

Jeffとトニーが夕食から戻り、すこしおしゃべり
宿泊料金の精算で$155払ってくれとのこと、何泊したんだっけ?
もう判りません、 そんなモンでしょう たぶん。
あとは、疲れた様子でベットにごろんとなりTV見始めました
2台有りますので各自見ています。私は残りの日本酒を飲みリラックスしてると
彼らに不思議な現象が、チャンネルあちこち回し 面白いのがなかったのか

なんと二人とも日本語放送(NHK教育番組幼稚園児用)を見ています
しかもかなりのボリューム上げ  しかも真剣な目つきで  う〜nコワ
何でとか声をかけらません...  しかも説明を求めようとしません

プルル〜n マイケルからJeffの携帯に電話があり
今朝、私がJeffの全裸姿の写真をHが撮った事をバラした! もよう 模様 
電話を切り ヘイH と声が

ヤバイ
 
シリアストキングアバウト、シリアス、シリアス、シリアス と何回も英語で
絶対に消してくれと、
でも一度も操作したことないし、へたにして全部消えてもコチラが困るし
日本に帰って説明書見ながら消すから、といっても聞き入れてくれません
彼の画像消す為、全てがパーになる可能性があります
今ココで消したくれと何度でも、 一か八か彼の画像呼びだし
恐る恐る2枚消しました、それらJeffがカメラの残りの画像を自分でチェック
私のは無事OK、Jeffのは消えていました。  解決
そうこうしてる内、3人とも疲れて寝ました グォ〜 グォ〜いいながら

次回更新時までおあずけ 2008.6/23